2010年12月3日金曜日

Girlfriends Forever!



会期:2011年2月26日(土)〜3月27日(日)
参加作家:
松井えり菜、村上華子
今津景、金森香(シアタープロダクツ)、小平透子、辰野登恵子、津田道子、長井朋子、中村友紀、松原慈、モム&ノエス

美術大学には女性が多いのに、アーティストとして活躍し続ける女性が少ない(ように見える)のはなぜでしょうか?”Girlfriends Forever! ”は、若手アーティストの中でもひときわ活躍している松井えり菜('84年生)と、コンセプチュアルな作品で知られる村上華子('84年生)が、同世代の作品を広く紹介するとともに、既に長く活躍しているアーティストも迎えて女性アーティストの来るべき未来像を考えるための展覧会です。個性的で華やかなイメージのある作家生活ですが、一方で長く制作を続けることは決して楽なことではないことも事実です。本展では、その2つの側面を”Girlfriendsの昼と夜”としてトーキョーワンダーサイト本郷の最上階を女性の部屋に見立てつつ、空間の隅々までアーティストの作品で満たします。壁にかかる絵だけでなく映像や家具まで、アーティストによるキュレーションならではの遊び心満載の空間が期待できます。
会期中は参加アーティストのトークショーを兼ねたティーパーティーなどを予定し、世代や分野を超えた交流を図ります。

企画者プロフィール:
松井えり菜
1984年岡山県生まれ。美術予備校の文化祭での大賞受賞作品≪えびちり大好き≫が同校の広告として美術雑誌に掲載され、同作品でGEISAI#6の金賞を受賞。以後、カルティエ現代美術でのグループ展「私はそれを夢見る」参加の他、2007年に初個展「わたしの小宇宙(コスモ)」を山本現代にて開催。同年11月ジョアン・ミロ財団(バルセロナ)で個展、2009年モスクワビエンナーレに参加など国際的に活動中。

村上華子
1984年生まれ。東京大学文学部美学を専攻後、東京芸術大学大学院映像研究科修了。大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2006、2009に参加。2009 年5月〜2010年3月までTWS青山:クリエーター・イン・レジデンスにて国内クリエーター制作交流プログラム参加。記憶喪失になったエンジニアや、火事で燃えた家を鑑賞者に譲ろうとする少女などの存在をつくり上げる、コンセプチュアルな作品を発表している。

https://twitter.com/girlfriendsfrv

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